2021 Fiscal Year Research-status Report
microの解剖学的位置に注目した前立腺肥大症の炎症の病態の研究
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19K18606
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
稲村 聡 福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 助教 (50572434)
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Project Period (FY) |
2020-03-01 – 2023-03-31
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Keywords | 前立腺肥大症 / 慢性炎症 / 排尿障害 / 炎症細胞の分布 |
Outline of Annual Research Achievements |
前立腺肥大症患者のサンプルを使用するための症例の集積は終了した。 標本作成の時期により生じうるバイアスや、標本を作成し、組織評価を行ったことでその後の追跡に生じうるバイアスを避けるため、標本作成は予定症例すべての追跡終了後に行い、評価を行う。標本の評価は、解析ソフトであるMantraを使用して、客観的、定量的に行う。免疫染色については、CD4(ヘルパーT細胞),CD8(細胞傷害性T細胞),CD20(B細胞),MECA-79(高内皮細静脈),CD34(通常の血管),CD16(好中球),CD163(マクロファージ),αSMA(平滑筋)、ナイーブ細胞とエフェクター細胞の分布またはマクロファージのサブタイプ(M1、M2)について検討を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
症例の集積を終了し、免疫染色による解析を開始したため。
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Strategy for Future Research Activity |
組織の免疫染色を進め、臨床パラメータとの比較検討を進めていく。
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Causes of Carryover |
ほぼ支給額を使用したが、使用した金額の関係で端数が生じ、少額が余ってしまった。 次年度の研究に使用する予定である。
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