2021 Fiscal Year Annual Research Report
父親自身の胎児期暴露が児の出生体重に及ぼす影響および関連するエピゲノム領域の解明
Project/Area Number |
19K18686
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Research Institution | National Center for Child Health and Development |
Principal Investigator |
金沢 誠司 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 周産期・母性診療センター, フェロー (20799332)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 母子手帳 |
Outline of Annual Research Achievements |
夫自身の胎児期曝露因子とパートナーを介した今回の妊娠アウトカム・子の新生児アウトカムとの関連について明らかにするため、妊婦自身およびそのパートナー自身をリクルート対象とし、両者の母子手帳から抽出した各種データ、さらに妊娠経過中、分娩時、分娩後の母体データ、胎児期および出生後の子のデータを合わせて収集した。新型コロナウイルス感染症の影響でパートナーが妊婦に同伴して来院する機会が激減したため、当初計画よりリクルート対象が大幅に減少し、最終的な同意カップルは166組であった。現在、継続して妊娠中の各種イベントや分娩アウトカム、新生児アウトカムについて収集しており、今後は解析結果を本研究の成果として公表する予定である。なお、既に本研究の成果の一つとして、妊婦自身の出生体重と妊娠アウトカムに関する原著論文を共同演者として投稿し掲載された(Megumi Shibata, Kohei Ogawa, Seiji Kanazawa, Maki Kawasaki, Naho Morisaki, Asako Mito, Haruhiko Sago, Reiko Horikawa, Naoko Arata. Association of maternal birth weight with the risk of low birth weight and small-for-gestational-age in offspring: a prospective single-center cohort study. PLOS ONE, 2021; unpublished)。
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Research Products
(1 results)