2020 Fiscal Year Research-status Report
不育症の原因究明にむけた流産絨毛・脱落膜のエピゲノム解析
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19K18701
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
松本 洋介 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (90791294)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 習慣流産 / 絨毛 / 脱落膜 / エピゲノム |
Outline of Annual Research Achievements |
習慣流産患者の絨毛検体と脱落膜検体を用いてDNAメチル化の網羅的解析を行った。 それぞれクラスター解析を行い遺伝子のプロファイリングを行い、習慣流産のマーカーとなる候補遺伝子を選定、パイロシークエンスによるメチル化解析と、免疫染色によるタンパク質の発現解析を行った。 好ましい結果が得られたため、論文を作成し、現在学術雑誌に投稿中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ渦の中、予定通りに研究を進捗させることが困難であることが予想されたが、少しずつ結果を積み重ね、公表するに十分な結果を得ることが十分にできたと判断し、論文作成に取りかかった。 現在論文を学術雑誌に投稿しており、査読結果を待っている段階である。
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Strategy for Future Research Activity |
現在投稿中の雑誌での査読により、追加実験を要求された場合は行うことを考慮する。 今年度中に論文のアクセプトを目指して努力していく予定。
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Causes of Carryover |
現状論文を投稿中で査読結果を待機しており、追加実験を指示された場合はその執行のために使用する予定である。
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