2021 Fiscal Year Research-status Report
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19K18738
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
南方 寿哉 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (10770612)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | カルシウム感知受容体 / ノックアウトマウス |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度に引き続きノックアウトマウスの作製を行った。しかし、全身のCaSR/PTHダブルノックアウトマウスを作製に成功したが、一部は生後数日は生きたが大部分は生後数時間で致死となってしまった。 そこで、次に内耳特異的なコンディショナルノックアウトマウスの作製に着手している。CRISPR/Cas9システムを用いた内耳特異的にノックアウトを行う方法を模索している。過去の内耳特異的なコンディショナルノックアウトマウスの報告などに基づきCASR/PTHの内耳特異手的なノックアウトマウスの作製を行っているが、現時点で良好なノックアウトマウスの作製には至っておらず難航している。 そこで、並行して内耳にCASRの阻害薬を直接投与したマウスを用いた解析にも着手しているが、内耳を開窓したことによるに聴力への影響、投与後の生存をどのようにさせるべきかについて現在検討を行っている状況である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当初予定していた方法ではノックアウトマウスの作製が行えず別の方法を模索しているが難航している。
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Strategy for Future Research Activity |
まずノックアウトマウスの作製を目指す。しかし、難航しておりその際は以前開発した方法で内耳にCaSR阻害薬を投与したマウスを生存させ機能解析を行ったりの別の方法での解析を目指す。
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Causes of Carryover |
現在ノックアウトマスの作製を行っているが、その困難さとコロナによる制限の影響などもあり実施が遅れている。次年度も同様にノックアウトマウスの作製を行う予定である。
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