2021 Fiscal Year Annual Research Report
細胞膜TRPイオンチャネルを標的にした菌体成分による角膜実質炎症の抑制戦略の樹立
Project/Area Number |
19K18887
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
山口 雄大 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (20816748)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | TRPA1 / TRPV4 / LPS |
Outline of Annual Research Achievements |
LPSを用いた細菌性角膜炎モデルマウスを作成し、TRPA1ノックアウトマウスにおいて野生型マウスと比較して角膜炎症反応が軽微であることをin vivoで確認した。LPS濃度をより高い濃度とすることで、野生型とTRPA1ノックアウトモデルで、より炎症反応の差異があることが明らかとなった。 TNF-α、MPO、IL-6、F4/80、1型コラーゲンの角膜での発現を比較し、いずれにおいてもTRPA1ノックアウトマウスで抑制されていることを確認した。
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