2019 Fiscal Year Research-status Report
中心性漿液性脈絡網膜症の網膜色素上皮異常の病態解明
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19K18893
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
篠島 亜里 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (60647189)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 中心性漿液性脈絡網膜症 / 網膜色素上皮 / インドシアニングリーン蛍光造影 / 自発蛍光 / 黄斑疾患 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画に沿って、2019度前半に速やかに倫理委員会の審査を通過することができ、2019年度後半には撮影に必要な機械を予定通り半年間レンタルすることができた。2019年度内に中心性漿液性脈絡網膜症の確定症例または疑い症例に対して協力いただける方から同意を得て検査を実施することが出来た。研究の目的である中心性漿液性脈絡網膜症の生体での網膜色素上皮の異常をより良く検出するため、すべての症例に対して光干渉断層計、短波長および長波長の自発蛍光およびインドシアニングリーン蛍光造影・フルオレセイン蛍光造影を実施することが出来た。すべての症例において副作用は見られず、必要なデータは2019年度中に全て取得することが出来た。 中心性漿液性脈絡網膜症は黄斑疾患の一つであるが、これまでに申請者が適切に進めてきた黄斑に関する研究データを2019年度に入ってから解析、論文化を行い、本研究費から英文校正費を拠出し、無事に受理された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
必要な症例データを2019年度内にすべて収集することが出来たため。
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Strategy for Future Research Activity |
2019年度内に得られたデータを2020年度内に論文化、投稿までを行う予定である。
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Causes of Carryover |
学会参加のための旅費が事情により自費での支払いとなったため、次年度の学会参加費のための旅費として用いる。
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Research Products
(1 results)
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[Journal Article] Five-year follow-up of fundus autofluorescence and retinal sensitivity in the fellow eye in exudative age-related macular degeneration in Japan2020
Author(s)
Shinojima A, Sawa M, Mori R, Sekiryu T, Oshima Y, Kato A, Hara C, Saito M, Sugano Y, Ashikari M, Hirano Y, Asato H, Nakamura M, Matsuno K, Kuno N, Kimura E, Nishiyama T, Yuzawa M, Ishibashi T, Ogura Y, Iida T, Gomi F, Yasukawa T
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Journal Title
PLOS ONE
Volume: 15
Pages: e0229694
DOI
Peer Reviewed / Open Access