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2020 Fiscal Year Annual Research Report

歯周病原細菌由来LPSに着目した、歯周病によるCOPD重症化メカニズムの解明

Research Project

Project/Area Number 19K19044
Research InstitutionFukuoka Dental College

Principal Investigator

廣松 亮  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 助教 (80757914)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2021-03-31
KeywordsCOPD / 歯周病原細菌 / LPS
Outline of Annual Research Achievements

喫煙に曝露された肺胞組織ではマクロファージや好中球が浸潤している状態であり、そこへ気道から到達した歯周病原細菌のLPS刺激が加わることでCOPDの病状を重症化させる可能性がある。歯周病によるCOPD重症化メカニズムを明らかにすることは、COPD重症化の予防へとつながり、効果的な予防方法を示せると考えている。
C57BL/6実験用マウスを用いて研究を行った。グループを5群とした。1群:PBSのみ 2群:PBS+LPS(E-coli) 3群:PBS+LPS(P.g) 4群:エラスターゼ+LPS(E-coli) 5群:エラスターゼ+LPS(P.g) とする。1群につき6匹分のサンプルを必要とする。(6匹×5群→30匹)
肺胞摘出は1週目と4週目に行うため、2回分必要とする。(30匹×2回→60匹)COPDモデルマウスを作製するために、マウスの肺胞内にエラスターゼを投与した。コントロール群においてはPBSを投与した。直接投与の方法として、マウスを固定台に固定し、シリンジ式の小型噴霧器をマウスの気管内に挿入し、噴霧した。投与は1日目と3日目に同じ溶液を2度投与した。3週間後にLPSを投与した。投与終了1週後と4週後に肺胞を摘出し、肺胞壁の破壊の程度、気腔の拡大、マクロファージ浸潤をH.E染色にて評価する予定であったが、実験観察期間中にマウスが死亡するなど、計画していたプロトコール通りの実験が行えなかった。今後は投与期間や方法、濃度などを正確に算出することが課題となった。

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Published: 2021-12-27  

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