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2020 Fiscal Year Research-status Report

インプラント治療におけるヒト歯髄幹細胞由来骨芽細胞シートによる新規骨造成法の開発

Research Project

Project/Area Number 19K19073
Research InstitutionTokyo Medical University

Principal Investigator

村田 拓也  東京医科大学, 医学部, 兼任助教 (40617718)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywordsデンタルインプラント / 骨造成 / ヒト歯髄幹細胞
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、採取が容易であり安全な自己細胞であるヒト歯髄を用いて新たな骨造成システムの確立を行うことである。不要な抜去歯から歯髄幹細胞を単離培養し、骨芽細胞への分化誘導した三次元的な積層シートの作製を行い、大型動物骨欠損モデルへの移植検証を行うことで、骨欠損における骨再生の臨床応用が目指せると考えている。そして、最新のマトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間質量分析計を使用することによって各種骨基質タンパク質を定量的に評価できることから、より確実な骨再生の評価を行うことができると考えている。デンタルインプラント植立時の骨欠損に対する骨造成法は多く散見されるが、ヒト歯髄をソースとした骨造成法はいまだ確立されていない。また、マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間質量分析計による骨評価は今までに報告がな
い。
すでに製作した、下顎骨インプラント植立後ホルマリン固定モデルを使用し、マイクロCTによる評価を施行した。また、マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間質量分析計による骨評価が難しく走査型電子顕微鏡(SEM)による骨評価に切り替えた。現在評価遂行中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間質量分析計による骨の評価が難しく、走査型電子顕微鏡(SEM)での骨評価に切り替えたため。

Strategy for Future Research Activity

マイクロCTの結果と、走査型電子顕微鏡による結果で各群における骨状態評価をしていく。

Causes of Carryover

論文の作成、投稿費用として差額分を次年度使用分として使用する計画である。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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