2019 Fiscal Year Research-status Report
偏咀嚼の観点からみた片側臼歯部遊離端欠損に対する第2大臼歯までの補綴治療の必要性
Project/Area Number |
19K19096
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
大木 郷資 九州大学, 大学病院, 助教 (10803463)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2021-03-31
|
Keywords | 偏咀嚼 / 欠損補綴治療 / 片側臼歯部欠損患者 |
Outline of Annual Research Achievements |
現在、研究対象となる片側臼歯部欠損患者60名の治療前段階である欠損状態での測定を実施している。健常有歯顎者のデータと比較したところ、片側臼歯部欠損患者において主観的評価においても客観的評価においても明らかな偏咀嚼の程度を示した。 また、第二大臼歯までの補綴設計した可撤性部分床義歯治療および固定性インプラント補綴治療を行なったのちに測定を実施したところ、主観的評価においても客観的評価においても明らかに偏咀嚼の程度が減少していることが明らかとなった。第一大臼歯までの補綴設計を行った補綴装置装着後の測定を行っていく準備をしている。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
被験者の収集も順調にできていると考えるが、現在の情勢の影響で、通常診療が困難となっていることが懸念される。
|
Strategy for Future Research Activity |
可能な限り被験者のリクルートを行い、計画通り実施していきたい。
|
Causes of Carryover |
被験者の診療進行状況が想定していたものより時間を要したため, 次年度にその分の研究スケジュールを行う必要があるため.
|