2020 Fiscal Year Research-status Report
Development of driving support program for elderly drivers
Project/Area Number |
19K19393
|
Research Institution | Hokkaido Chitose College of Rehabilitation |
Principal Investigator |
山田 恭平 北海道千歳リハビリテーション大学, 健康科学部, 准教授 (90559676)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | 自動車運転 / 高齢者 |
Outline of Annual Research Achievements |
高齢者ドライバーの運転継続に向けたプログラムの開発にむけて準備を進めてきた。 自動車運転に関わるアンケート、運転関連のレクチャー、訓練プログラムについては、先行研究、および運転支援の事業に従事する専門職から情報収集してプログラムの内容を構築した。また、パイロット研究として作成プログラムの実施し、その意見、およびを収集した。これ踏まえて、全体のプログラムの流れを整理した。レクチャーには、運転関連の社会的なトピックも追加し、実施するスケジュールに合わせてアップデートしたものを提供することとした。具体的訓練は、介護予防などで実施されている体操、運動を含め、運転に特化した身体活動を踏まえたものに調整した。フォローアップ方法については、パイロット段階では検討できてないため、対象者の状況に合わせてフォロー体制を整えることとした。 本研究の趣旨である地域高齢者への実践については、地元の千歳市でのプログラムの開催を企画していたが、Covid-19の影響により実施は困難であった。次年度以降に本計画を実施していく予定であるが、感染予防の観点から、プログラム内容の一部変更も検討している。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
実践するためのプログラムの準備までは進んでいるが、Covid-19の影響により、集団プログラムの開催ができなかった。開催方法、プログラムの変更(人数、会場、訓練内容)について調整する予定である。
|
Strategy for Future Research Activity |
本研究は、高齢者ドライバーの運転継続に向けて定期的にフォロー、チェックしながらその効果や状況を調査することを目的としているため、開催が可能となる時期を考慮し、プログラムの調整、対研究期間の延長を検討する予定である。
|
Causes of Carryover |
2021年度に2020年度に実施困難であった研究事業(集団プログラム)を実施予定としている。データ収集時の訓練用具、機器、および対象者への謝金、開催場所の施設賃料として支出する予定である。
|