2019 Fiscal Year Research-status Report
一般住民における腎機能低下と無症候性脳血管障害の関連
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19K19435
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Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
宮川 尚子 滋賀医科大学, 医学部, 客員助教 (20388169)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 無症候性脳血管障害 / 腎機能 / 地域一般住民 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は一般地域住民から年齢層化無作為抽出した集団のうち協力が得られた者を対象として、頭部MR画像を用いて評価した無症候性脳血管障害と潜在性動脈硬化指標および危険因子の測定を実施している既存の前向きコホートの成績を用いて、腎機能およびその経年変化と無症候性脳血管疾患の関連を検討するものである。令和元年度は随時尿中の微量アルブミン、クレアチニン、ナトリウムを測定した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度は腎機能評価の指標として使用するため、研究対象者の随時尿中微量アルブミン、クレアチニン、ナトリウムを測定した。検体測定に時間を要し、データ解析を実施できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
尿検体の測定結果を既存のデータベースに統合し、日本人一般集団における尿アルブミン/クレアチニン比(ACR)およびeGFRの経年変化の分布を確認する。さらに、腎機能と無症候性脳血管疾患の関連について横断的また縦断的な検討を進める。また、その成果を学会や専門誌で報告する予定である。
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Causes of Carryover |
検体測定に時間を要し、データ解析を実施できなかったため成果発表ができず、旅費等に充当する予定であった費用が次年度使用額として発生した。
(使用計画) 尿検体の測定結果の既存をデータベースに統合し、令和2年度中にデータ解析を実施し、その成果を発表する旅費等に使用する予定である。
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