2021 Fiscal Year Research-status Report
Occupational cohort study on treatment status of lifestyle-related diseases and onset of stroke and coronary heart disease and medical expenses
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19K19471
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Research Institution | University of Occupational and Environmental Health, Japan |
Principal Investigator |
永田 智久 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 准教授 (40525466)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | コラボへルス / コホート / 産業保健 / Crude coverage / Effective coverage / 医療費 / 疾病休業 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は, 我が国において法令で義務づけている健診の有所見者を, その後の受診・受療行動毎に分類し, 空腹時血糖等の検査値, 脳・心臓疾患の発症, 医療費, および, 疾病休業を前向きに観察するコホート研究である。2021年度はデータベースの構築を継続した。受診が必要な人が適切に医療機関に受診していることの指標(Crude coverage: CC)と, 受療することに加えてコントロールが良好であることの指標(Effective coverage: EC)の2つの指標を設定した。また, レセプトおよび疾病休業のデータを企業および健康保険組合から取得し, データベースを構築した。これらのデータセットを, 2013年度の健康診断結果から2020年度の健康診断結果まで8年間を追跡可能なデータセットとして構築した。また, あわせてレセプトデータも同様にデータセットを構築した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
企業と健康保険組合(16団体)に属する約10万人の労働者のコホートを構築した。ベースライン調査を終え, 健康診断, レセプト, 疾病休業のデータを取得した。 2021年度はデータクリーニング, レセプト分析のためのデータベースの構築を行った。順調に研究が実施できており, 合計8年間を追跡できるデータセットが構築できた。コロナ禍の影響で各企業・健保への説明が困難であったため, 2022年度に実施予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度では, 構築したデータセットから解析を行う。 解析結果を学会発表, 論文としてまとめるとともに, 参加していただいた各団体に対して結果をフィードバックする。結果のフィードバックは直接実施する予定でありが, COVID-19の影響で直接、参加団体とコミュニケーションがとれない場合は, テレビ会議システムを活用する等の方法で実施する。そのため, 研究推進に支障はないと考えられる。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の関係で, 研究参加企業とのコミュニケーションはすべてzoomによるオンラインで実施し, その結果当初の予定より旅費等の支出を抑えることができた。しかし, すべての企業を行うことができなかったため, 2022年度も継続して実施する。なお, 繰越額について, 本研究では順調に8年間のデータセットが構築できたことから, 多くの成果が発表できる予定である。
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