2021 Fiscal Year Research-status Report
認知行動モデルによる、看護師のための新規コミュニケーション教育プログラムの開発
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19K19523
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Research Institution | Musashino University |
Principal Investigator |
牧野 みゆき 武蔵野大学, 認知行動療法研究所, 客員研究員 (70838078)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 対話スキル / コミュニケーション / 認知行動療法 / 看護職 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は看護職のための認知行動モデルに基づいたコミュニケーション教育プログラムを開発し、その有効性を検証することである。本研究の目的は看護師・助産師・保健師のための認知行動モデルに基づいたコミュニケーション教育プログラムを開発し、その有効性を検証することである。看護師・助産師・保健師は患者や妊産婦、その家族と生死に関わる危機的で重要な時間を共に過ごす。「共感」「傾聴」が看護師として当然の姿勢と教育されるが、具体的な方法を訓練される機会は限定的であり、看護師個々の素質や性格に委ねられている。一方、コミュニケーショントレーニングが看護の質の発展やメンタルヘルスの向上に役立つことが米国等で示されている。これらの知見から、認知行動モデルに基づいたコミュニケーション教育プログラムを開発しその有効性を検証する. 開発された認知行動モデルに基づいたコミュニケーション教育プログラムを1日研修として実施し、研修受講前・受講後・3ヶ月後時点において質問紙調査を行い効果について検討している。その他、研修の内容や教育プログラムの活用について国内外において紹介するため研修や講演等を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度は認知行動モデルに基づいたコミュニケーション教育プログラムの有効性について学会発表や論文投稿する予定であったが予定が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
論文投稿の準備をしている状況のため引き続き取り組むとともに、さらに有効な教育プログラムの開発について検討する。
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Causes of Carryover |
研究結果に関する論文投稿の準備をすすめており、英文校正や投稿費用に隔てたく計画している。
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