児童思春期精神科領域における退院支援を含めた成人移行支援の看護に関する研究

2020 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 19K19557
• Research Institution: National Center for Global Health and Medicine
• Principal Investigator: 大野 真実 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 国府台病院, 研究員(移行) (70635896)
• Project Period (FY): 2019-04-01 – 2023-03-31
• Keywords: 児童思春期精神看護 / 成人移行期支援 / 退院支援

Outline of Annual Research Achievements

2020年度は、国内の児童思春期精神科1施設における看護実習指導内容についてのヒアリングを実施すると共に実施内容について文献検討を実施することで、質問紙調査の作成を進めた。また、義務教育卒業を控えた入院患児・家族を含めた退院支援について実践するとともに、多職種による話し合い場面のフィールドワークに参加し知見を得た。

Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2020年度は面接調査およびフィールドワーク、質問紙調査作成を実施予定であった。しかし、海外を含めて予定していた児童思春期精神科看護実施施設へのフィールドワークや面接調査はCOVID-19の影響があり実施困難であった。そのため、質問紙調査作成を中心に活動を進めた

Strategy for Future Research Activity

今後多施設への面接調査およびフィールドワークはCOVID-19による感染症蔓延予防の観点から困難な場合は、非接触の状況で実施可能な方法（TV電話による面接調査や、郵送による質問紙調査）に変えることも検討する。

Causes of Carryover

COVID-19の影響により今年度予定していた面接調査およびフィールドワークが中止となった。また、学会もオンライン開催となったため旅費が生じることがなかった。次年度以降、出張が可能になった場合は今年度計画していた面接調査およびフィールドワーク、学会参加に旅費を使用する予定である。