2021 Fiscal Year Research-status Report
DNARの代理意思決定を支援するクリティカルケア看護師の教育支援モデルの評価
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19K19562
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Research Institution | The University of Shimane |
Principal Investigator |
森山 美香 島根県立大学, 看護栄養学部, 教授 (50581378)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | DNAR / クリティカルケア看護師 / 代理意思決定支援 / 教育支援モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28~30年度(科学研究費助成基金補助金)(挑戦的萌芽研究)「蘇生処置拒否の代理意思決定を支援するクリティカルケア看護師の教育支援モデル開発」では、「DNARの意思決定を行う家族に関わるクリティカルケア看護師の困難感尺度」を作成および、その困難感の影響要因について明らかにし、蘇生処置拒否の代理意思決定を支援するクリティカルケア看護師の教育支援モデルを開発した。 そこで、本研究では、蘇生処置拒否の代理意思決定を支援するクリティカルケア看護師の教育支援モデルを展開し,評価指標をもとに介入前後の比較を行い、本モデルの有効性を検証することを目的とした。令和元年度は、研究計画書を作成するとともに、プログラムを展開させてもらう施設の選定を行った。令和4年度は、臨床現場の状況に応じて、ICU看護師を対象としてプログラムを展開を進めていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症に伴い臨床現場が多忙である。対象がICU看護師であることから協力を得られにく状況であり、遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度は、臨床現場の状況に応じて、ICU看護師を対象としてプログラムを展開進めていく。コロナ禍にあり対面での研修会の開催は難しいことが考えられる。そこで研修会の方法は、リモートまたは教材を作成しオンデマンドとし、同じ内容を数回開催し、対象者が参加しやすくする。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由は、ICUの看護師が対象であり、コロナ禍で対象者の確保が難しく、介入ができなかったこと、学会発表等ができなかったためである。 次年度は、研修会用の教材(動画・テキスト)作成、少人数での研修会を複数回開催すること、研修会参加者への謝礼、終末期医療・看護等に関する研修会への参加費、国内外での成果発表、英論文の翻訳などの費用として使用することを計画している。
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