2022 Fiscal Year Research-status Report
DNARの代理意思決定を支援するクリティカルケア看護師の教育支援モデルの評価
Project/Area Number |
19K19562
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Research Institution | The University of Shimane |
Principal Investigator |
森山 美香 島根県立大学, 看護栄養学部, 教授 (50581378)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | DNAR / クリティカルケア看護師 / 代理意思決定支援 / 教育支援モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28~30年度(科学研究費助成基金補助金)(挑戦的萌芽研究)「蘇生処置拒否の代理意思決定を支援するクリティカルケア看護師の教育支援モデル開発」では、「DNARの意思決定を行う家族に関わるクリティカルケア看護師の困難感尺度」を作成および、その困難感の影響要因について明らかにし、蘇生処置拒否の代理意思決定を支援するクリティカルケア看護師の教育支援モデルを開発した。 そこで、本研究では、蘇生処置拒否の代理意思決定を支援するクリティカルケア看護師の教育支援モデルを展開し,評価指標をもとに介入前後の比較を行い、本モデルの有効性を検証することを目的とした。令和4年度までで、研究計画を作成し、倫理審査を受けた。現在、対象となる看護師の看護管理者に研究依頼を行っている段階である。看護管理者から実施許可が得られ次第、介入研究を開始する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症の感染拡大による業務への対応に伴い研究計画書の作成が遅れたこと、研究対象者がICU看護師であることから協力が得られにくい状況があったため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、7月末までに研究対象者を確保し、8月~10月で教育プログラムによる介入を実施し、評価する予定である。また、11月~12月でデータ分析、2023年2月末までに論文を作成する。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由は、予定より研究開始が遅れたため、研修会の開催が実施できなかったためである。次年度は介入を実施するため、研究対象者への謝礼、プログラム評価に使用する既存尺度の購入費用として使用することを計画している
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