2022 Fiscal Year Research-status Report
摂食障害の子どもをもつ親に対する簡易版心理教育の効果検証
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19K19597
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
平井 孝治 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (70723013)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 摂食障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、摂食障害の子どもをもつ親に対して簡易版心理教育が有効かを検証することである。なお、アウトカムの評価を主観的心理評価のみならず、生物マーカーを用いた評価も加えることでより重層的な検証を試みる予定である。 当初、新型コロナの影響によって計画の修正を余儀なくされ、対象者の選定や心理教育実施のスケジュールの変更をおこなった。そのため研究全体の進捗は大幅に遅れてしまっている。当該年度においては倫理審査の承認を得て、対象者のリクルートを開始している。対象疾患患者の診療をおこなう部門の協力の下、目標症例数を今年度中に達成することを予定している。選定基準に即した対象者の紹介を受けたのち、同意説明によって対象者から同意が得られた順に、心理教育およびアウトカム評価を順次すすめていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究開始当初、新型コロナの影響によって計画の修正を余儀なくされ、対象者の選定や心理教育実施のスケジュールの変更をおこなった。特に、対象者のリクルートが想定通りに進まなかったことから進捗に遅れが出ている。
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Strategy for Future Research Activity |
当初は、対象疾患の自助グループを介して対象者のリクルートを考えていたが、目標症例数の確保を推進するために、対象疾患患者の診療をおこなう部門の協力を得ることにしている。
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Causes of Carryover |
研究対象者のリクルートが思うように進んでいないことが大きな理由である。唾液サンプルの解析に関わる費用を使途とする予定である。
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