2020 Fiscal Year Research-status Report
アトピー性皮膚炎をもつ学童へのセルフケア獲得支援プログラム開発
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19K19645
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
杉村 篤士 東海大学, 医学部, 特任講師 (20708606)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | アトピー性皮膚炎 / セルフケア / 学童 / 自己効力感 / 養育態度 / ソーシャルサポート |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、学童のアトピー性皮膚炎のケアの主体性の実態とともに、自己効力感や親の養育態度、親、教師、友人との関係を調査することで、学童のアトピー性皮膚炎のケアの主体性に関連する要因を明らかにすることを目的に実施している。 学童のアトピー性皮膚炎のケアの主体性の実態とともに、自己効力感や親の養育態度、親、教師、友人との関係についての分析結果を、第57回日本小児アレルギー学会にて発表を行った。新型コロナウイルスの影響でオンラインでの発表となったが、参加者から質問などを受ける機会があり、今回の調査結果の考察や看護への示唆を深めることができた。この調査結果については、学会誌にも投稿をしている。 アンケート調査では、アトピー性皮膚炎の子どもをもつ親のQOLについても調査しており、親のQOLと子どものケアの主体性、自己効力感といった要因との関連性についても分析をすすめている。今後、このアトピー性皮膚炎の子どもをもつ親のQOLとの分析結果についても、学術集会にて発表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルスの影響で、大学での業務が大幅に変更になり研究時間に影響してしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
アトピー性皮膚炎の子どもをもつ親のQOLと、子どものケアの主体性、自己効力感といった要因との関連性について分析し、その分析結果を学術集会にて発表していく。
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Causes of Carryover |
学会誌への投稿が遅れている状況である。次年度は投稿料などが発生するため、次年度使用額が生じている。
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Research Products
(1 results)