2020 Fiscal Year Research-status Report
妊娠期・産後の生活習慣の行動変容に関わる心理社会的要因の明確化と介入内容の検討
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19K19671
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
白石 三恵 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (50632220)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 妊婦 / 生活習慣 / 食事 / 身体活動 / 心理社会的要因 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初の計画ではフォーカスグループインタビューを実施する予定で、調査の準備、フィールド交渉を行っていたが、COVID-19の感染拡大により、移動および対象者の集合を伴う全国4地区でのフォーカスグループインタビューの実施は難しいと判断し、研究計画を変更することとなった。個別のインタビューに変更し、オンラインで実施することとなったため、2020年度は研究計画の変更、フィールド調整等を主に行った。 対象者のリクルート方法については、全国4地区で行われるコホート研究(別研究)の調査対象者に直接インタビュー調査を依頼し、対象者を選定する予定であったが、対象者との接触を減らすため、コホート研究のオンライン調査票の中で対象者をリクルートする方法に変更することとなった。また、個別インタビューへの変更に伴い、インタビューガイドや対象者数を変更した。これらの変更については、各地区の調査協力者と情報共有・調整を行い、各倫理委員会に変更申請を行っているところである。また、オンラインインタビューの実施に関しては、逐語録作成にかかる費用、使用するオンラインツールやセキュリティ、録音方法等を検討し、調査開始に向け、準備を行っている。 倫理委員会の変更申請承認後の2021年5-6月から対象者のリクルートを開始し、7-8月からインタビュー調査を開始する予定である。ただし、COVID-19の感染拡大によりコホート研究(別研究)の進捗が遅れる可能性があるため、調整しながら進める予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19の感染拡大により、調査地域への移動が制限され、また、インタビュー方法の変更が必要となったことから、研究計画の変更が余儀なくされた。したがって、2020年度に実施する予定であったインタビュー調査を2021年度に延期した。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度は個別インタビュー調査を開始し、全国4地区の40名のインタビュー調査を終える予定である。
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Causes of Carryover |
インタビュー開始が延期となったため、調査にかかる費用を繰り越しすることとなった。2021年度はインタビュー調査が開始するため、オンライン調査にかかる費用や逐語録の作成費用、専門家の指導謝金が発生し、2020年度から繰り越した分を執行する予定である。
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