2022 Fiscal Year Research-status Report
妊娠期・産後の生活習慣の行動変容に関わる心理社会的要因の明確化と介入内容の検討
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19K19671
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
白石 三恵 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (50632220)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 周産期 / 生活習慣 / 心理社会的要因 |
Outline of Annual Research Achievements |
産後の女性を対象としたオンラインインタビュー調査を2021年7月から開始し、2022年度は、関西地区20名、九州地区5名のインタビュー調査を実施した。現在までに、関東、東北、関西、九州の4つの調査地区で、計61名のインタビューを終了した。インタビューデータは、新型コロナウィルス感染症パンデミックによる生活習慣への影響を受けた語りが多かったが、この視点も含めて分析することで、特異な社会的状況における妊産褥婦の生活習慣に関連する心理社会的経験を示すことができた。2022年度はインタビューデータの分析を進め、研究成果は、国際学会での発表5件、英文誌掲載1件「Psychosocial experiences related to dietary behavior of Japanese lactating women: a qualitative study」、和文誌掲載1件「初産婦のCOVID-19パンデミック下における妊娠中の外出行動の調整:質的記述的研究」で公表している。これらの研究結果は、妊娠中や産後の生活習慣を調整する背景についての理解を促し、保健指導の際に考慮すべき視点を提案するものである。また現在は、妊娠前の体格やボディイメージ、出産歴などにより異なる生活習慣の行動変容への思いや体重や体型に対する思いについて、様々な視点からさらに分析を進めている。現在、英文誌に2論文を投稿中であり、和文誌に2論文の投稿を準備中である。国内学会での発表も、1件予定している。 2023年度は、昨年度までのデータ分析で示された結果をより焦点化して分析するために、追加で数名のインタビュー調査を実施することを予定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
調査開始は大幅に遅れたが、研究開始後は概ね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度はインタビューの分析・論文執筆を引き続き進めるとともに、一部追加調査が必要であるため、同時進行で進める。 2論文を英文誌に投稿中、1論文を和文誌に投稿予定である。
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Causes of Carryover |
調査開始の遅れと追加調査が必要となったため、2023年度にも調査・分析・論文投稿にかかる費用が発生する。
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