2023 Fiscal Year Research-status Report
the program development of the support self-reliance for children of developmental disability complicated with type1 diabetes melitus in childhood
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19K19677
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
松田 史佳 大分大学, 医学部, 医員 (60839611)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 小児1型糖尿病 / 発達障がい / トランジション / 困り |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度(令和4年度)に小児1型糖尿病児とその家族に日常管理での課題や困りを抽出するアンケート調査を実施した。当該年度(令和5年度)にはアンケートの回収と集計、及び統計解析を行い、血糖マネジメントに影響する困りの抽出などを行い、その困りに対して支援方法まで検討する予定であった。アンケートの回収と集計を行ったが、令和4年3月18日から令和5年1月4日まで産前産後休暇及び育児休業のため、統計解析の実施には至らなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度内にアンケートの解析をし、結果をまとめる予定であったが2023年4月から12月まで産休を取得しており、2023年度内は研究を進めることが困難であった。
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Strategy for Future Research Activity |
当該年度に「小児1型糖尿病児と家族の困りを調査するアンケート」の結果の集計を行ったので、次年度(令和6年度)は結果の統計処理を行い、1型糖尿病のマネジメントに影響している困りの因子を把握、理解し、困り(課題)解決のためのプロセスを構築する。研究を推進するために所属部署内で3か月に1度定期的なミーティングを行い、研究の進捗報告を行う。加えて、グループ内上司と2週間に1回、研究の進捗について定期報告及び解析予定の内容について話し合い、研究を行う。2024年度前半にアンケート調査上、どの困りが糖尿病のマネジメントに影響しているか、親の介入で変化するか、本人の特性で困りに差が出るかなど解析し、その後、発表や論文報告を行う。困りに対して解決に必要なプロセス構築まで今年度(令和6年度)行う予定としている。
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Causes of Carryover |
元々国際学会の参加を予算に組み込んでいたが、COVID-19流行や産休のため使用せず次年度使用が生じた。今後、統計処理について統計ソフトを使用する予定であり、その予算に充てたいと考えている。
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Research Products
(1 results)