2022 Fiscal Year Research-status Report
妊娠糖尿病既往女性への耐糖能検査受診とセルフケア促進のための教育支援ツールの開発
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19K19681
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
徳永 友里 横浜市立大学, 医学部, 講師 (10710288)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 妊娠糖尿病既往女性 / 2型糖尿病 / セルフケア / 耐糖能検査 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、妊娠糖尿病の既往がある女性を対象とした生活習慣や耐糖能検査受診状況に関する調査を実施する予定であった。このため、これまでに実施した専門家へのヒアリング内容をもとに、文献レビュー、既存データの二次解析を行って質問紙の項目の検討を行った。 文献レビューにおいては、子育て期にある女性を対象とした生活の実態や健康管理の実態に関する先行研究を対象とし、先行研究で使用されている質問紙の質問項目に関して情報収集を行った。既存データの二次解析においては、2型糖尿病と診断された直後の患者において、どのような生活行動が診断後1年間のBody Mass Index(以下、BMIとする)の低下に影響するのかを検討し、「甘い飲み物(ジュース,砂糖入りコーヒー,等)を飲む(逆転項目)」「主食(ご飯など)を食べるときは,煮物・佃煮・漬物などを好んで一緒に食べる(逆転項目)」がBMIの低下に、「外食のときは野菜が多く入っている料理を注文する」がBMIの上昇につながっていた。これらの点から、2型糖尿病のハイリスク者である妊娠糖尿病既往女性においても、加糖飲料(sugar-sweetened beverage;SSB)や副菜による塩分の摂取、および外食回数を抑制することが重要であり、質問紙の項目に含めるべき視点であると考えられた。 また、コロナ禍により対面調査の調整が難しかったこともあり、調査の実施可能性について共同研究者と検討したところ、オンライン調査であれば対象者リクルートの観点からも実施可能性が高いのではないかと意見が出された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍により対面での質問紙調査のめどが立たなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
妊娠糖尿病の既往がある女性を対象としたセルフケア実施状況や耐糖能検査受診状況に関する調査をオンラインで実施する。オンラインでの調査実施は医療機関において直接対象者をリクルートするよりも費用が掛かることが想定され、今年度の残額と次年度の予定額を合算して使用する計画である。
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Causes of Carryover |
対面での調査を実施できなかったため残額が生じた。残額は次年度のオンライン調査に使用する計画である。
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Research Products
(1 results)