2019 Fiscal Year Research-status Report
月経困難症疑いの30代女性を対象とした受診行動支援のためのAIプログラム開発研究
Project/Area Number |
19K19683
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
杉浦 和子 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 講師 (30584990)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 就労女性 / 月経 / QOL / セルフケア / 婦人科疾患 / 婦人科治療 / 認識 / 女性の健康支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
女性の月経とQOLの関連、仕事への影響を明らかにし、月経によりよく向き合えるための健康支援プログラムを考案、開発するための基礎的な研究である。2019年度の課題は、1)研究実施に向けたアンケート調査項目の精選・完成、2)倫理審査申請、3)アンケート調査に向けた実施準備の3点であった。1)アンケート調査項目の精選・完成である。関連国際学会参加により情報収集、国内外の文献検討を行い、研究協力者と対面会議によるスーパーバイズを得て、支援プログラムに向けたフレームを検討した。その後、就労女性の実態把握、就労女性の月経とQOL、仕事への影響、セルフケア、エストロゲン依存性疾患と治療に関する認識について、具体的内容を整理した。アンケートについては、項目の妥当性と適切性について検討した。アンケート項目を精選した後にプレテストを行い、研究協力者によるスーパーバイズを受けアンケートを完成させた。2)倫理審査申請。必要な倫理審査申請手続きを行い、承認を得た。3)調査実施に向けた準備である。調査実施に関する内容、進め方については、研究協力者と検討・調整し、対面および遠隔会議により進めた。アンケート印刷については、契約会社と準備調整を行い、アンケート調査を実施した。実施後は対面会議にて、今後の方向性について検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
アンケートの完成、倫理審査申請、印刷業者との調整を進め、研究協力者と調査検討をした結果、調査実施まで行うことにした。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究に向けた準備 得られたアンケートについては、解析等を進めていく予定である。 昨年度に研究協力者と対面会議を行い、2020年度の計画について方向性を検討した。しかしながら、国際的なパンデミックの影響で、今後の研究計画の修正が必要であるため、今後は遠隔会議を行い、再検討する予定である。
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Causes of Carryover |
当該年度の計画が早く進めることができ、次年度計画を実施するために次年度予算を使用することに至った。
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