2020 Fiscal Year Research-status Report
育児を対象としたヘルスリテラシー概念の解明とその発展を促す支援指針の開発
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19K19699
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
坂井 文乃 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (70835321)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ヘルスリテラシー / 育児支援 / 子育て支援 / 母子保健 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、育児を対象としたヘルスリテラシーとは何かを明らかにし、親の育児に対するヘルスリテラシーの発展を促す支援指針を開発することである。ヘルスリテラシーは、健康を維持増進するにあたって情報を入手し、理解し、活用するための意欲と能力を規定する認知社会的スキルであり、自らの健康を主体的に扱い、意思決定することに役立つ。親の育児に対するヘルスリテラシーの発展を支援することで、親の育児経験の不足や孤立、情報の氾濫による育児不安、育児困難、それらの子への影響といった課題の解決を目指す。 2020年4月~2021年3月まで産前産後休暇・育児休業を取得したため、研究を中断した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年4月~2021年3月まで産前産後・育児休業を取得し、研究を中断したため。
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Strategy for Future Research Activity |
研究者の先行研究に既存のへルスリテラシー概念と育児に関する文献検討を加え、育児に対するヘルスリテラシーの仮説モデル作成に取り組む。そして、育児中の親へのインタビュー調査を実施し、仮説モデルを精錬する。また、育児に対するヘルスリテラシーの発展に資する支援の実践事例について情報収集することで、支援指針の項目案作成と実用性の検証の円滑な推進にむけて準備する。 また、新型コロナウイルス感染症の影響をふまえ、子育て世帯の生活の現状と課題を整理し研究計画に反映する。さらに、研究対象者・協力者に健康上の不利益を生じさせないための配慮として、オンラインでのデータ収集も検討し、その方法と環境を整える。
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Causes of Carryover |
2020年4月~2021年3月まで産前産後休暇・育児休業を取得し、研究を中断したため。
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