2021 Fiscal Year Research-status Report
An exploratory research on preventive support methods for bonding disorders to infants of foreign women living in Japan.
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19K19729
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
杉本 敬子 筑波大学, 医学医療系, 客員研究員 (50700548)
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Project Period (FY) |
2021-03-01 – 2024-03-31
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Keywords | 在日外国人女性 / ソーシャルサポート / ボンディング / データ分析 / 研究再開 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、在日外国人母子が慣れない日本社会の中で、十分なソーシャルサポートを得られずに孤立することで生じる、乳児へのボンディング障害を予防するために有効な支援体制を構築することを長期目的とし、在日外国人女性の乳児に対する情緒的絆(ボンディング)の形成過程における経験(lived experiences)を探索的に理解し、在日外国人女性にとって効果的な支援方法を探ることを目的とする。2021年度は、在日外国人妊産婦を対象とした量的研究の学会発表、産後1年以内の在日外国人女性を対象としたフォーカスグループのデータ分析、および論文執筆に必要な海外文献のレビューを行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2021年8月~12月の期間、海外への長期研究滞在に伴い、課題研究を中断していたため、予定よりも調査結果の分析が遅延している。
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Strategy for Future Research Activity |
今後(2022-2023年度)は、調査結果の分析を進め、国内外の研究者から指導助言を得ながら、学術学会や学術論文に、研究結果を報告していく予定である。
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Causes of Carryover |
2021年度は、COVID-19パンディミックの蔓延および研究を中断したため、次年度への繰り越し額が生じた。次年度は、国内外での学会報告や調査のための旅費および論文投稿のための経費に、研究費を使用する予定である。
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Research Products
(1 results)