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2019 Fiscal Year Research-status Report

高齢女性の夜間頻尿に対する行動療法統合プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 19K19761
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

井上 倫恵 (平川)  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (00747389)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywords夜間頻尿 / 高齢女性 / 睡眠の質 / 生活の質 / 身体活動量 / 体組成 / 行動療法
Outline of Annual Research Achievements

本研究課題では、高齢女性の夜間頻尿に対する包括的な行動療法が夜間頻尿疾患特異的な生活の質や、睡眠の質、身体機能に及ぼす影響を検証することを目的としている。
2019年度は、本研究課題にて使用する機器(睡眠計、身体活動量測定機器、体組成計)を調達し、予備検討を行うとともに、測定環境の調整等を行った。睡眠の質の計測機器として、当初はマット型睡眠計を使用することを予定していたが、予備検討の結果、在宅での測定であることや測定の簡便性などを考慮し、手首装着型睡眠計を使用することとした。身体活動量測定機器ならびに体組成計に関しては、対象者が問題なく使用できることを確認している。
今後は、引き続きデータ収集・解析を行い、高齢女性の夜間頻尿に対する包括的な行動療法の治療効果を検証していく予定である。世界的にみても、主要評価項目を夜間頻尿として包括的な行動療法の治療効果を検証した研究はごくわずかであり、本研究により新たな知見を提供できるものと考える。本邦において、夜間頻尿に対する包括的な行動療法を実施していくためにはエビデンスの構築が必須であり、本研究はその基礎的資料を提供できるものであると考える。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

本研究で使用する測定機器に関する予備検討に時間を要したため、当初の予定よりも進捗が遅れている。

Strategy for Future Research Activity

睡眠の質の計測機器として、当初はマット型睡眠計を使用することを予定していたが、予備検討の結果、在宅での測定であることや測定の簡便性などを考慮し、手首装着型睡眠計を使用することに研究計画を変更した。より短期間でデータ収集を行えるよう、手首装着型睡眠計を複数追加購入することを予定している。引き続き、データ収集、および解析を行い、高齢女性の夜間頻尿に対する包括的な行動療法の治療効果を検証していく予定である。

Causes of Carryover

2020年度にもデータ測定を引き続き行うため、手首装着型睡眠計の追加購入や、消耗品の購入などに使用する予定であるほか、研究成果を学会で発表するための旅費・学会参加費、論文投稿のための英文校正費等に使用する予定である。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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