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2019 Fiscal Year Research-status Report

認知症高齢者の不眠に対するアロマセラピーの芳香浴の効果 クロスオーバーRCT検証

Research Project

Project/Area Number 19K19777
Research InstitutionKomazawa Women's University

Principal Investigator

武田 藍  駒沢女子大学, 看護学部, 助教 (30759337)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywordsアロマセラピー / 代替療法 / 不眠 / 認知症 / 睡眠障害 / 非薬物的アプローチ
Outline of Annual Research Achievements

研究目的は①芳香浴が認知症高齢者の不眠を改善できるという仮説のクロスオーバーRCTによる検証、②効果に影響する要因の探索を行うことである。
認知症高齢者の不眠はBPSDの発症に伴うQOLの低下や、介護負担・看護師の困難感にも大きく関連しており、早急に取り組むべき課題である。不眠への対応として非薬物的アプローチが推奨されているが、効果が十分に検証されている方法がまだ確立されていない。そのため、本研究では効果が示唆されており、かつ誰でも簡単に行うことができるアロマセラピーの芳香浴の認知症高齢者の不眠に対する効果を検証する。
今年度は最新の文献検討を実施し、研究計画の修正などの研究実施のための準備を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究方法の再調整のため、レビューをやり直し、対象者に負担が少なく研究の質を保証できる研究方法を追求するための検討を重ねた。理想と実践可能な研究方法に折り合いをつけ、倫理的配慮についての考慮を重ね、研究計画を再構成することに時間を予定よりも費やす必要があった。更に新型コロナウィルス対策のため、研究施設への協力依頼と説明のために訪問することもできなくなってしまったこともあり、予定よりも遅れてしまった。

Strategy for Future Research Activity

病院、施設への出入りが安全にできるようになり次第、感染対策を実施しながら研究協力の依頼と対象者の選定を実施していく予定である。今年度から来年にかけ、サンプル数をできるだけ多く確保できるよう工夫し、データ収集を行う。来年度中に結果をまとめて発表していく。

Causes of Carryover

昨年度は研究実施まで到達できなかったため、昨年度購入予定であった、睡眠測定器を購入しなかった。今年度、研究施設で実施できる準備が整えている間に最新型を購入する予定である。
また、同じく昨年度購入予定であったアロマオイルも、使用期限が1年ほどであるため、研究実施直前に購入する予定である。
今年度は研究施設に訪問し、依頼や説明、研究実施の確認など、複数の施設を度々訪問する予定のため、交通費が生じること、研究協力者への謝金が発生する見込みである。

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Published: 2021-01-27  

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