2022 Fiscal Year Research-status Report
精神科看護管理者のリカバリー志向を高める取り組み―影響要因へのアプローチから―
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19K19779
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Research Institution | Aichi Medical University |
Principal Investigator |
松井 陽子 愛知医科大学, 看護学部, 助教 (60793031)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | リカバリー |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は,第2段階の精神科看護管理者のリカバリー実践に対する認識のインタビュー調査を質的記述的に分析し,学会にて発表した。 また,第3段階である精神科病院に対するリカバリー志向を高める研修プログラムを作成し,実施した。プログラムは、先行研究を参考に、全5回、月に2回、1回60分で構成した。プログラムの評価方法として、プログラムの実施3か月前,プログラム前後に,リカバリー志向やリカバリーの知識・意識に関するアンケート調査を実施した。今後は,プログラムの効果の継続を評価するため,プログラム3か月後にアンケート調査を実施する予定である。 また,プログラムの評価として,プログラム実施後に、参加者に対し,半構造化インタビュー調査を行った。データ収集内容は、個人属性、プログラムに参加したことによる自身や病棟の変化、プログラムの改善点などであった。 今後は,アンケート結果,インタビュー内容について分析を行っていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
COVID-19で延期されていたプログラム介入を実施することができたため。
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Strategy for Future Research Activity |
プログラム介入後のアンケート調査の実施と,得られた結果をもとに分析と論文化をすすめていく。
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Causes of Carryover |
論文を投稿する予定であったが,現在,査読中であり,論文投稿ができなかったため。
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