2020 Fiscal Year Research-status Report
反すうに着目した新しい認知行動療法プログラムの開発と効果の検討
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19K19781
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Research Institution | Kobe Tokiwa University |
Principal Investigator |
江口 実希 神戸常盤大学, 保健科学部, 講師 (40631718)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 反すう / マインドフルネス |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年2月から2021年3月まで休職していたため、2020年度は研究を中断した。 2021年度より再開する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年2月から2021年3月まで休職していたため、当初の計画よりは遅れている。 2021年度は研究を再開している。
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Strategy for Future Research Activity |
反すうは抑うつ気分の原因・再発・維持要因であることが示唆されているが、有効な対処方法は確立されていない。そこで、研究者は抑うつ気分を有する成人を対象に「反すう」から離れることに着目した認知行動療法を援用したプログラム(以下、プログラム)を開発した。本課題では開発したプログラムの評価を目的としている。 2020年度は、開発したプログラムを抑うつ気分を有する成人を対象に実施し、プログラムの効果を評価する予定であった。しかし、2020年2月~2021年3月まで産前産後休暇、育児休暇のため研究を中断することとなった。 そこで、2021年度以降、以下のように研究実施計画を変更する。2021年度は、4月1日より研究を再開し、2020度に予定していたランダム化比較試験を用いたプログラムの評価に着手する。具体的には、抑うつ気分を有する成人を対象に8週間のプログラムを実施し、心理尺度を用いて介入効果に関するデータを得る。2022年度は、プログラム介入で得られたデータを量的に分析しプログラムの効果を評価する。 2023年度は、プログラムの評価をもとに、プログラムの見直しや再構築を検討する。
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Causes of Carryover |
2020年2月~2021年3月まで休職していたため、2020年度の使用額は発生していない。 2021年については研究を再開し、介入データの収集、研究対象者への謝礼、データ分析などに使用させていただきたく存じます。
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