2020 Fiscal Year Research-status Report
日本版子どもの活動・参加に関する評価法の開発‐特別なニーズがある子どもへの活用‐
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19K19906
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
五十嵐 剛 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 講師 (50735199)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 作業療法 / 日常生活活動 / 社会参加 / 幼児 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、幼児の活動・参加に関する評価法であるPreschool Activity Card Sort(以下、PACS)の日本版開発に向けて、日本版PACSに含まれる活動・参加項目の絵カード作成と、併存的妥当性および再検査信頼性の確認を行うことを主要な目的としている。 令和2年度は令和元年度から継続して実施していた日本版PACSに含まれる98アイテムの絵カードを完成させた。PACSは主に地域で生活する幼児を対象とした評価法であるため、保育士等、地域で幼児と関わる機会がある多職種と絵カードが活動・参加の内容を適切に表現できているかを確認し、各職種合意のもとで完成に至った。同時に、オリジナル版のマニュアルおよび評価シートを参考に、日本版PACS実施のためのマニュアルと評価シート作成に着手し完成させた。 一報、当初令和2年度に実施を予定していた、日本版PACSの併存的妥当性および再検査信頼性確認については、新型コロナウィルス感染症拡大のため対面での評価実施が困難な状況が長く続き予定通りデータ収集を進めることができなかった。そのため、令和3年度後半に予定をしていた特別なニーズがある子どもへの日本版PACSによる評価の試行のため協力施設への連絡調整を行い、令和3年度前半に実際のデータ収集が実施できるよう準備を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症拡大により、日本版PACSの併存的妥当性および再検査信頼性の確認に必要な評価や検査を対面で実施することが困難な状況が継続していたため、データ収集を予定通り進めることができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
当初令和3年度後半に実施を計画していた、特別なニーズがある子どもへの日本版PACSによる評価の試行については令和2年度から準備を進めており、現時点で20名弱の対象者のリクルートを見込んでいる。令和3年度は実際にデータ収集と解析を進める予定である。同時に、日本版PACS併存的妥当性および再検査信頼性の確認についても並行してデータ収集と解析を進める。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症拡大のため、データ収集のための旅行を計画通りに実施することができず、次年度使用額が生じた。令和2年度に実施できなかった分は、感染拡大状況を見極めながら令和3年度に実施する予定である。
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Research Products
(1 results)