2023 Fiscal Year Research-status Report
認知症に対する反復経頭蓋磁気刺激とコンピュータ認知リハビリテーションの併用効果
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19K19924
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
高倉 朋和 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30363831)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 経頭蓋磁気刺激 / 認知リハビリテーション |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、反復経頭蓋磁気刺激(repetitive transcranial magnetic stimulation, rTMS)とコンピュータを用いた集中的認知リハビリテーション(computerassisted cognitive rehabilitation, CACR)による認知症進行予防効果の検証を目的としており、またニューロモデュレーションを併用して行う集中的認知訓練による脳内可塑的変化の検証を進める予定である。 また、本研究では大脳皮質内コリン系神経伝達系における皮質内抑制機能変化について、short latency afferent inhibition(SAI) を用いたin vivo定量評価により、認知機能と神経生理学的変化との関連を明らかにすべく研究を進め、2019-2020年度にかけ神経生理学的検査、CACR訓練実施に向けた研究基盤整備・測定条件の確認などの環境整備を進めた。 2020年度-2021年度では、認知症原因疾患である正常圧水頭症(iNPH)患者のタップテスト前後のSAI変化に関する検査を実施した。 2022年度より特定臨床研究として、軽度認知障害(MCI)に対する反復経頭蓋磁気刺激併用短期集中高次認知機能トレーニング効果に関する探索的試験-単盲検無作為化比較試験(略称 iStimCogTrain研究)を開始した。2022年7月からのCOVID-19第7波、2022年10月からの第8波の全国的な感染拡大の影響により、当該医療機関においても臨床研究活動実施に制約を生じ、研究進捗に大きく遅れを生じたが、2023年-2024年度にかけ、本研究を引き続き継続中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
特定臨床研究として研究実施準備を進め2022年度より本研究を開始している。2022年7月から始まったCOVID-19第7波、2022年10月からのCOVID-19第8波による全国的感染拡大に伴い、当該医療機関においても、臨床研究活動実施に制約を生じ、研究進捗に大きく遅れを生じてしまった。2023年度以降本研究を引き続き継続中である。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度より特定臨床研究として、軽度認知障害(MCI)に対する反復経頭蓋磁気刺激併用短期集中高次認知機能トレーニング効果に関する探索的試験-単盲検無作為化比較試験-(略称 iStimCogTrain研究)を開始しており、2024年度においても引き続き本研究を推進してゆく予定である。
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Causes of Carryover |
COVID-19に伴う研究進捗の遅れに伴い、2024年度に本研究課題を引き続き継続するに際し、必要な経費を賄うため。
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