2023 Fiscal Year Research-status Report
Developments of simplified motion feedback system depending on personal movement pattern
Project/Area Number |
19K19960
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Research Institution | Nanzan University |
Principal Investigator |
飯田 祥明 南山大学, 理工学部, 准教授 (40711172)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | フィードバック / バスケットボール / 動作安定性 / 教育工学 |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度における本研究の主な実績は、フィードバックシステムに使用する動作分析ツールの候補として、スマートフォンで撮影分析が可能なSplyza motionの評価を行ったことである。 具体的には、バスケットボールのシュート動作をスマートフォンのスローモーション機能で撮影し、算出されたキネマティックデータの精度を確認した。その結果、これまでに精度検証をおこなったPosecapと同様に、股関節、膝関節、足関節、肩関節の角度データは比較的正確に取得でき、肘関節と手関節は欠損や位置の取り違えデータが多いことが示された。 今後はスマートフォンでより簡便に計測ができるSplyza motionを用いたフィードバックシステムの構築とフィードバック実験を実施していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍で研究が計画通り進められなかったため、その後研究協力者との実験実施が難しい状況が続いているため。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は、フィードバックシステムの効果を検証する実験を推進する一方、これまでに得られた知見をまとめた論文を発表する予定である。
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Causes of Carryover |
研究計画の変更に伴い、予定していた実験に遅れが生じたため。
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