2019 Fiscal Year Research-status Report
Physical Factors and Skills Related to the Performance of Speed Skating
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19K20011
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Research Institution | Takasaki University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
冨田 洋介 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 助教 (10803158)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | スピードスケート / バイオメカニクス / スポーツ科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は身体機能測定と滑走スキル測定の2部構成である。 身体機能測定に関しては、大学生選手25名、高校生選手10名で、体組成、筋力、無酸素パワー、最大酸素摂取量、柔軟性等の身体機能測定を終了した。
氷上スキル測定に関しては、使用するIMUシステムの妥当性検証と氷上での実測の2テーマから構成されている。IMUシステムの妥当性検証を目的に、2019年度では大学生18名を対象にスライドボード上での測定データをもとに光学式3次元動作解析装置とIMU式動作解析装置の比較解析を行った。その結果、IMUシステムでの膝関節角度は光学式動作解析装置による数値からの誤差も小さく、十分な妥当性を有していることが確認された。 氷上での測定に関しては、大学生19名でIMUシステムと足圧センサーの同時測定による測定を終了した。氷上測定データの解析も現在進めている。上記結果を2020年の国際学会で発表予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画通りに進行している。2020年度も引き続きデータ収集と解析を並行する。
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Strategy for Future Research Activity |
IMUシステムでのデータ取得時には、16チャネルではなく8チャネルで十分なデータを取得できることから、今後のデータ測定はチャネル数を減じた形で行うことでデータ測定に要する時間を短縮することができると見込んでいる。
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Causes of Carryover |
予定していた人件費が不要となったため。来年度の人件費として使用予定。
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Research Products
(2 results)