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2021 Fiscal Year Research-status Report

プレッシャー下の運動パフォーマンス-「あがり」のみを前提としないモデルの構築-

Research Project

Project/Area Number 19K20033
Research InstitutionTokyo Seitoku University

Principal Investigator

佐々木 丈予  東京成徳大学, 応用心理学部, 助教 (40772554)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2023-03-31
Keywordsパフォーマンスの最適化 / プレッシャー / あがり / クラッチ / メンタルトレーニング
Outline of Annual Research Achievements

本年度は、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響がスポーツ現場に残っていたため、研究目的に適う十分なデータ収集が難しいと判断し、予定していた調査の年度内の実施を断念した。その一方で、プレッシャー下で運動パフォーマンスが低下する「あがり」の現象に限らず、パフォーマンスが向上する場合や維持される(客観的なパフォーマンス結果が変化しない)といった現象に至るまで、国内外の文献を改めてレビューした。その結果、国際的な研究の流れとしても、「あがり」のみを前提としないパフォーマンスの最適化に関する研究は、事例研究や実践研究の形では増加してきていることが明らかとなった。これらのレビューの成果については、雑誌への解説論文を投稿し、掲載予定である。しかしながら、現時点でこのテーマに関して発表されているのは事例や実践に関するものであり、実証的研究は未だ発表されておらず、本研究課題の必要性がより明確なものとなったと言える。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本研究で実施する調査は、現役のアスリートを対象として、直近1年間以内の強い心理的プレッシャーの下で行われた運動パフォーマンスについて回答を求めるものであるが、本年度の実施を中止した。その理由は、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、多くのスポーツ大会が中止されたいたため、研究目的に適うデータの収集が困難であったためである。調査の中止をした一方で、本研究課題に関連する国内外の書籍を精読し、国際的な研究の進み方を整理した。結果として、本研究課題における調査の方向性を吟味し、議論の可能性を拡大することができた。その成果は解説論文として雑誌に投稿し、掲載予定である。上記を踏まえ、「やや遅れている」とした。

Strategy for Future Research Activity

今年度はスポーツ競技大会等が例年通り実施されることが予想されるため、調査を実行していく。

Causes of Carryover

予定していた学会参加等が延期されたため次年度使用額が生じた。本年度は予定する学会参加等を行い執行する計画である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] プレッシャー下での運動パフォーマンスを「最適化」するための心理的スキル:Multi-Action Plan (MAP)モデルに着目して2022

    • Author(s)
      佐々木丈予
    • Journal Title

      体育の科学

      Volume: 72 Pages: -

URL: 

Published: 2022-12-28  

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