2020 Fiscal Year Research-status Report
The construction of objective conditioning assessment system for athletes
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19K20046
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Research Institution | Kokugakuin University |
Principal Investigator |
小林 唯 國學院大學, 人間開発学部, 助教 (50782843)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | コンディショニング / アスリート / 睡眠 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,アスリートにおいても心拍リズム解析により睡眠の質の評価が可能であるか検証し,また,運動負荷量と睡眠の質への影響を解明し,アスリートのコンディショニングを客観的に評価するシステムを開発すること目的としている。 システム開発のために、3つの実験を計画している。①脳波と心拍・加速度の同時記録による検証、②アスリートの睡眠時心拍、加速度データの収集、③PSG法との整合性による検証である。前年度は運動負荷が睡眠の質にどのような影響を与えるのかを明らかにするために、2つ目に示したアスリートの睡眠時心拍、加速度データの収集を行った。 今年度は、コロナ禍において被験者を用いた測定が進まなかったため、評価プログラムの作成を進めた。測定が済み次第、アルゴリズムをプログラム内に組み込む予定である。 今後予定している測定としては、②脳波と心拍加速度の同時記録をアスリート10名に対して行うこと、③心拍加速度法により推定された睡眠ステージが正しく判定されているのかについて、PSG法により検証を行うことである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
感染症拡大による社会情勢により、測定計画が大幅に遅れている。そのため、研究機関の1年延長を申請し、受理された。
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Strategy for Future Research Activity |
脳波と心拍・加速度の同時記録による検証とPSG法との整合性による検証のための測定を実施する。得られた結果から、心拍・加速度データより推定された睡眠ステージと睡眠時間から睡眠の質を評価するアルゴリズムを作成し、作成しているプログラムに組み込み、コンディショニング評価システムを構築する。
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Causes of Carryover |
研究機関の延長を申請したため
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