2020 Fiscal Year Research-status Report
What Is the Best Preparation for Running Jump ?
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19K20089
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
鈴木 雄貴 中京大学, スポーツ科学部, 任期制講師 (10808976)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 踏切準備 / 助走 / 踏切 / 跳躍 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、助走を伴う跳躍運動における踏切準備動作が踏切へどのような影響を及ぼすのか検証し、助走で得られた速度を効果的に鉛直速度へ変換させる「助走を活かした踏切」を達成するための踏切準備動作の技術を調査することである。そして、得られた知見と指導法を照らし合わせ、「助走を活かした踏切」のための踏切準備動作について科学的根拠に基づいた指導法を考案することである。研究計画の2年目にあたる2020年度は、初年度に実施した基礎実験により得られたデータを分析、検討し、指導現場に生かせる指導方法を考案する。詳細な研究課題は以下の通りである。 (1)指導方法の考案 実験得られたデータと指導書や指導現場における実践知とを照らし合わせ、指導方法を考案する。 (2)指導方法の検証 考案した指導方法の有効性を検討するため、一定期間その指導方法に基づき指導を行い、指導前後でどのように「助走を伴う跳躍運動」のパフォーマンスが変化したか実験を実施する。 国際学会(38th Conference of the International Society of Biomechanics in Sports, Liverpool, 2020)にて口頭発表を実施した(査読付きプロシーディングを含む)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の波が立て続けに起こり、考案した指導方法によるトレーニング実験を実施することが困難となり、研究の進行が滞っている。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでに収集することができた実験データの分析をより詳細に進めるとともに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況に応じて、トレーニング実験計画を練り直し遂行する。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の波が立て続けに起こり、考案した指導方法によるトレーニング実験を実施することが困難となり、研究の進行が滞っているため、次年度利用額が生じた。 今後、実験に伴う経費および論文投稿に関する経費により使用予定である。
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Research Products
(1 results)