光トポグラフィによる評価を活用した高齢者運動プログラムの構築

2021 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 19K20090
• Research Institution: Tokai Gakuen University
• Principal Investigator: 丸山 裕司 東海学園大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (70587930)
• Project Period (FY): 2019-04-01 – 2023-03-31
• Keywords: 運動プログラム / 高齢者 / ご当地体操 / 筋力トレーニング

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、2019年度に地域在住高齢者を対象とした映像による運動プログラムを作成し、2020年度から対象者に運動を介入する予定であった。しかし、新型コロナ感染症（COVID-19）の影響により、当初予定していた研究対象者への介入が困難な状況が続いている。
2020年度に松山市社会福祉協議会からの協力を得て、運動プログラムの一部であるご当地体操の撮影を行うことができた。2021年度は、筋力トレーニングとストレッチングの撮影を行い、映像による運動プログラムが完成した。しかし、本研究対象者は高齢者ということもあり、面接での介入は困難な状況が続いている。
撮影を行えた体操は、高齢者の下肢筋力向上を目的としており、ご当地体操として地域に普及させることも目的としている。ご当地を連想させる歌詞に併せて行う５分弱の体操である。体操の映像は、松山市社会福祉協議会のホームページに掲載されている。
研究対象地の生活状況実態調査については、主観的健康観、運動実施頻度、外出頻度、社会参加状況などの項目についての質問紙調査である。本調査も昨年度同様、新型コロナ感染症の影響により、充分に実施できていない状況である。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2021年度中に離島在住高齢者を対象に運動プログラムの介入を行う予定であった。しかし、現在も新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を大きく受け、介入を行えていないのが現状である。

Strategy for Future Research Activity

研究対象者への運動介入を2021年度に実施する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、現時点で当面難しい状況が続くと予想される。新型コロナウイルス感染症の拡大が落ち着き次第、本研究対象者へ運動介入の準備を進めていきたい。

Causes of Carryover

次年度使用額が生じた理由は、新型コロナ感染症の拡大により当初予定していた運動介入プログラムを行うことができず、使用する機会がなかったため。
研究対象者から協力を得られる状態になったら円滑に運動プログラムの介入を行い、当初の予定通りに助成金を使用したいと考えている。