2022 Fiscal Year Research-status Report
食物アレルギー児の微量維持法による安全性の高い経口免疫療法の開発
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19K20137
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Research Institution | National Center for Child Health and Development |
Principal Investigator |
宮地 裕美子 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, アレルギーセンター, 医師 (00771560)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 経口免疫療法 / 食物アレルギー / 安全性 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度に主任研究者はアレルギーセンターの分担研究者、臨床研究センターの研究協力者と共に研究計画の決定を行い、倫理委員会の承認が得られた後よりリクルートを開始し、2022年度にも引き続き、リクルートとフォローアップを行った。リクルート時には文書を用いた患者への説明を行い、同意を書面にて取得した者を研究本登録とした。研究開始後は随時、鶏卵経口負荷試験、鶏卵パウダーを用いた試験食品を使用した経口免疫療法を行いながら各Visitにおける診療や鶏卵経口負荷試験を行った。鶏卵パウダーを用いた試験食品の提供が困難となったため、倫理委員会での協議を行いリクルートは終了とし、その後は登録患者のフォローアップを継続した。現在データ固定作業を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度には主任研究者はアレルギーセンター、臨床研究センターの研究協力者と共に患者リクルート、フォローアップを行った。現在データ固定作業を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
主任研究者はアレルギーセンター、臨床研究センターの研究協力者と共に現在データ固定作業を行っている。今後解析を行い、論文を執筆予定である。
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Causes of Carryover |
2022年度の研究遂行がやや遅れたため、データ固定作業、臨床統計家への支払い、論文執筆の際の英文校正、論文投稿費などにかかる費用を使用しなかったため、2023年度にこれらに助成金を使用することとなる予定である。
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