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2020 Fiscal Year Annual Research Report

クエリ可能最適化理論の深化

Research Project

Project/Area Number 19K20219
Research InstitutionInstitute of Physical and Chemical Research

Principal Investigator

前原 貴憲  国立研究開発法人理化学研究所, 革新知能統合研究センター, ユニットリーダー (20751407)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2021-03-31
Keywords離散最適化 / クエリ可能最適化 / オンライン最適化
Outline of Annual Research Achievements

確率的なパラメタをもつ組合せ最適化問題において,各パラメタに問合せ(クエリ)することでその実現値が得られる,という設定のもとで高品質な解が得られるクエリの手順を求める問題をクエリ可能最適化とよぶ.クエリ可能最適化はごく最近現れた新しい最適化問題の枠組みであり,オンラインカップリングサービスや臓器移植など様々な実問題に対しての応用が期待されている.本研究では様々な実問題に対してクエリ可能最適化の手法が適用できるよう,理論・アルゴリズムを深化・拡張する.
2020年度は代表者が研究を一時中断することと,新型コロナウイルスの影響で密に共同研究を進められなかったことから,これまでに得られた成果をまとめることを中心に研究を進めた.まず,2019年度に得られた「劣モジュラ目的関数に対するクエリ可能最適化理論」の結果を論文にまとめて国際論文誌へ投稿した.また,2019年の研究において副次的効果として得られた「ナップサック問題に対する交換可能性」の議論が預言者秘書問題と呼ばれるオンライン最適化の問題に適用できることがわかったため,そちらでも論文を書いて国際会議に投稿した.

URL: 

Published: 2021-12-27  

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