• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2023 Fiscal Year Annual Research Report

コンテンツ指向型センサネットワークにおけるセキュアキャッシング手法の研究開発

Research Project

Project/Area Number 19K20261
Research InstitutionFukuoka University

Principal Investigator

森 慎太郎  福岡大学, 工学部, 助教 (90734913)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2024-03-31
Keywords無線センサネットワーク / 情報指向ネットワーク / ブロックチェーン / セキュアキャッシング手法
Outline of Annual Research Achievements

最終年度では期間全体を通じて得られた成果を発展させ、実フィールドにおいてテストネットワークを構築した実証評価、および本研究開発の手法を用いることにより副次的に得られるシステムのグリーン化に関しても継続的に研究をすすめた。期間全体を通じて得られた成果として、情報指向無線センサネットワークに対しブロックチェーンに基づく新たなセキュアなフレームワークの開発を目指した検証の結果、4点の課題があることを明らかにした。その中でも、ブロック認証処理の軽量化・最適化に関して、既存のブロック認証技術では、構成ノードに演算能力・バッテリ容量・メモリ容量に制約があるため、新たな認証手法の開発が必須であり、それが本研究開発研究の核心部分であることを明確化した。本研究開発の提案手法の主要な新規性は、検証ノードの大多数の承認によってブロックが検証されたとみなす投票方式を採用し、小型無人航空機をデータ収集者としてだけではなく検証ノードとしての役割も併せ持たせる点にある。また、提案手法が机上の空論と一蹴されないようにするために実機を用いた検証として、テストベッドを開発のうえ実験室ベースでの実現性と基礎評価を実施した。さらに、提案手法を適用する具体的なアプリケーションに関しても検討を行い、スマートシティへの導入をケーススタディとして必要な条件の洗い出しを行った。周辺技術の開発として、提案手法を支える無線通信ネットワーク技術として、消失訂正符号によるパケット分割、協力通信システムの検討の結果、高効率なセキュアキャッシング手法として開発システムとして仕上がった。本研究開発は新しい研究分野の開拓に貢献している点が評価され、令和3年度に信号処理学会より投稿論文が論文賞に選出され、さらに谷萩隆嗣記念特別賞を受賞した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Presentation] A Study on Zero-touch-design Information-centric Wireless Sensor Networks2023

    • Author(s)
      Shintaro Mori
    • Organizer
      IARIA the 22th International Conference Networks (ICN 2023)
    • Int'l Joint Research

URL: 

Published: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi