2021 Fiscal Year Annual Research Report
カテゴリ未学習物体を逐次的に追加学習するための物体検出・追跡手法の開発及び評価
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19K20299
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| Research Institution | Tokyo Denki University |
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Principal Investigator |
小篠 裕子 東京電機大学, システムデザイン工学部, 助教 (20782098)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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| Keywords | 未知物体 / 物体検出 / ハイパースペクトル |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では以下の研究項目を予定としていた．０．評価用データセットの構築，１．物体カテゴリの学習状況に依存しない物体検出，２．物体カテゴリの未知・既知判定，３．物体カテゴリ未学習物体の追跡，４．物体カテゴリ未学習物体の同定，５．収集データの外れデータ検出，６．未学習カテゴリの追加学習の７項目であった．本年度は３と５，６を実施した．項目４においては十分な成果を得ることはできなかったが，おおむねの研究項目を実施することはできた．さらに，本研究の副産物として，対象が人物であった場合の研究や，項目５にて提案した手法を別のタスクに適応した新研究を実施し，成果を得ることができた．
人物を対象とした場合の研究の第一歩として，人物検出におけるデータのかさ増し手法の研究を提案した．この内容は査読付き論文誌に採録された．また．項目５にて研究した，外れデータの検出手法を，デジタルなりすまし検出に応用し，計画にはなかった研究成果もあげることができた．本研究内容はIEEE ICIP2021に採録された．この研究において，導入したハイパースペクトル画像を，他の研究項目においても導入することで，この研究期間が終了後も，さらに新しい研究が生まれることを確信している．
２０２１年度は，査読付き国際学術論文誌に２本，査読付き国際会議に２本，査読なし国内会議に２本，受賞が１件の成果を得ることができた．現在，２本の論文を査読付き論文誌に投稿中で，結果待ち状態である．
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