2021 Fiscal Year Research-status Report
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの心電図異常が示す病態的意義の解明
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19K20673
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Research Institution | Nagahama Institute of Bio-Science and Technology |
Principal Investigator |
山本 哲志 長浜バイオ大学, バイオサイエンス学部, 准教授 (50650892)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | デュシェンヌ型筋ジストロフィー / 心電図 / 18誘導 / 自然歴 / 心臓超音波検査 / 心筋症 |
Outline of Annual Research Achievements |
一昨年度に遺伝子異常部位が判明し、心臓超音波検査と心電図検査を同日に実施した症例は1111件184症例であり、購入した専用アプリケーションを用いて1111件の12誘導心電図から18誘導心電図に変換し全誘導分の計測を行った。その後、血液検査データ、18誘導心電図データ、心臓超音波データを結合させデータベースを作成し、外れ値の再確認やデータの記載漏れの調査を行った。t検定やχ2検定のみならず、多変量解析も行うも現時点で思ったような有意な結果は得られていなかったが、心臓超音波検査で心機能低下と判断される前に18誘導心電図の計測値が低下していることが判明した。 コロナ禍で面談が制限されている中であるが、この結果をZoom等を利用しデータの確認作業と論文化に向けた準備を行っているところである。 一方で今回の検討で用いたデータベースを基に検討を行うと心筋中に存在するトロポニンIが、心臓超音波検査で心機能低下と判断される前に上昇していることが判明し論文として発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
Zoom等のオンライン会議の導入し対応はしているものの、コロナ禍のため想定していたような指導教授との面談が十分に行えず、解析に難渋している。
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Strategy for Future Research Activity |
有意な解析結果を得られており、論文として発表できるように準備を進めている。論文発表までに可能であれば海外研究者と意見交換を行い、より有意義な論文にしたいと考えている。
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Causes of Carryover |
学会参加等を予定していたが、コロナ禍で中止やネット配信となったため余剰金が発生した。
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[Journal Article] Assessment of the upper limb muscles in patients with Fukuyama muscular dystrophy: Noninvasive assessment using visual ultrasound muscle analysis and shear wave elastography.2022
Author(s)
Risa Harada, Mariko Taniguchi-Ikeda, Miwako Nagasaka, Tatsiuya Nishii, Atsuyuki Inui, Tetsushi Yamamoto, Ichiro Morioka, Ryosuke Kuroda, Kazumoto Iijima, Kandai Nozu, Yoshitada Sakai, Tatsushi Toda,
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Journal Title
Neuromuscular Disorders
Volume: Inpress
Pages: Inpress
DOI
Peer Reviewed / Open Access