2020 Fiscal Year Research-status Report
19F-MRIによる診断と治療が一体となった次世代型ナノメディシンの創製
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19K20693
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Research Institution | National Defense Medical College |
Principal Investigator |
山田 直生 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 生理学, 助教 (00837370)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 高分子 / イメージング |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は昨年度考案したプローブ分子の合成に着手した。目的物の合成は完了したが、これが当初の目的通りに機能するかの確認はまだできていないので、次年度に引き続き行う予定である。また本研究で創成するナノメディシンの発展系に用いるため、両末端を異なる官能基で修飾したポリマーの合成法の検討も行った。これに関しては従来法と比べステップ数を削減した合成法となりうる可能性があり、引き続き検討していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍により試薬の入手が遅れたり、実験時間が十分に確保できないなどの影響が生じた。共同研究先への出張も自粛しており、全体として遅れを生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
合成したプローブ分子の機能評価を行う予定である。必要な実験装置等がある共同研究先へ赴いて実施する。また両末端修飾高分子の合成法についても検討しまとめていく予定である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍の影響で研究遂行に遅れが生じ、次年度も本事業を延長するため使用額がある。使用予定としては、合成したプローブ分子の機能評価を細胞や動物モデルを利用して行う。
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