2024 Fiscal Year Annual Research Report
てんかん発作による暴走事故ゼロを目指した顔画像解析による異常検知技術の実臨床評価
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19K20733
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| Research Institution | Jichi Medical University |
Principal Investigator |
伴 知晃 自治医科大学, 医学部, 客員研究員 (40824701)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | てんかん発作 / 無拘束計測 / 視線計測 / 頭部運動 / 交通運輸技術 |
| Outline of Annual Research Achievements |
2002年の道路交通法改訂で一定の症状を有する病気がある人であっても、要件を満たしていれば自動車運転が認められるようになった。そのような中、てんかん患者が運転する自動車が多数の道路利用者を巻き込む悲惨な交通事故が 2011年、2012年に立て続けに発生し、報道された。体調急変により交通事故となる原因のうち、てんかん発作は最も多く、また、重大な交通事故にも繋がる可能性が高いとも言われている。そこで本研究は、安心安全な交通社会の実現に向けた交通運輸技術の向上につなげることを目指したものである。 てんかんの診断及びてんかん発作の症状確認のために実臨床として実施されているビデオ脳波モニタリング検査に合わせて入院する患者に対しての運転シミュレーション等を活用し自動車運転を模擬した課題を実施し、その課題中の視線や頭部の動きといったバイオマーカーを無拘束に計測し、てんかん発作が疑われる時とそうでない時を比較して特徴的な変化を捉えようとした。(UMIN000033373) 60名の入院患者の協力が得られ、のべ150時間に渡る計測を収集することができた。計測されたデータの中で、脳波上にてんかん性の異常が疑われる症例を4例記録することができた。異常が疑われた症例においては、異常が疑われない症例に比べ、視線の運動量が上昇する傾向が見られた。また、活発な動きとなるタイミングとしては、頭皮上に脳波異常が現れると同時もしくはそれより以前であることが確認された。今回得られた結果では、眼球運動からてんかん性脳波異常の発生を推定できる可能性が示唆された。
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