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2016 Fiscal Year Annual Research Report

看護師によるうつ病患者への認知行動療法の確立に向けて:有効性・費用対効果検証

Research Project

Project/Area Number 16H07085
Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionUniversity of Miyazaki

Principal Investigator

加藤 沙弥佳  宮崎大学, 医学部, 助手 (90598088)

Project Period (FY) 2016-08-26 – 2018-03-31
Keywords認知行動療法 / 行動活性化療法 / うつ病 / 看護師
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、入院中の抑うつ状態にある患者を対象に、看護師が実践する「うつ病患者の回避行動に着目した認知行動療法ショートプログラム」を作成し、試行的に実施したうえで量的研究手法を用いてプログラムの見直しを行い洗練化することである。
そこで、平成28年度に再度先行研究の見直しを行っている際に、認知行動療法の中でも行動活性化療法に特化して治療した場合、同等の治療効果が見られることが他の研究グループにより発表された。本研究の遂行上、認知行動療法のプログラムを見直すにあたり、行動活性化療法に特化して治療を行った方が費用対効果が認められる可能性が生じたため、急遽認知行動療法のプログラムを大幅に見直しを行った。
その結果、平成29年1月に先行研究で実施されている認知行動療法の1つである行動活性化療法のプログラムに文献検討を加え吟味し、4回セッション(1セッション60分)で完結できる、行動活性化療法をベースとした認知行動療法ショートプログラムを作成した。その後、認知行動療法の実施者である共同研究者と共に、再度プログラムを吟味、修正を加え、平成29年3月までに患者へ実施できる体制を整えた。
今後の予定として、平成29年4月より対象者の選定を行い、全4回のセッションからなる認知行動療法プログラムを実施し、その都度データ収集、分析を行い、学会発表を経て、論文として研究成果をまとめていく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

平成28年度に再度先行研究の見直しを行っている際に、認知行動療法の中でも行動活性化療法に特化して治療した場合、同等の治療効果が見られることが他の研究グループにより発表された。本研究の遂行上、認知行動療法のプログラムを見直すにあたり、行動活性化療法に特化して治療を行った方が費用対効果が認められる可能性が生じ、急遽認知行動療法のプログラムを大幅に見直しを行ったため。

Strategy for Future Research Activity

平成29年4月より対象者の選定を行い、全4回のセッションからなる認知行動療法プログラムを実施し、その都度データ収集、分析を行い、学会発表を経て、論文として研究成果をまとめてい
く予定である。

URL: 

Published: 2018-12-17   Modified: 2019-07-24  

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