2020 Fiscal Year Research-status Report
高齢者の失禁関連皮膚炎に対する新たな予防法の開発―細菌による尿素分解に着目して
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19K20756
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
麦田 裕子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (00804874)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 失禁関連皮膚炎 / アンモニア / 尿素分解酵素 / 細菌 / 尿素 / 失禁 / 皮膚生理機能 / パッド |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度はCOVID-19感染拡大による研究活動制限(2020年4月1日~26日)、および産前産後の休暇又は育児休業の取得に伴う研究中断(2020年4月27日~2021年3月31日)のため、本研究は実施しなかった。当初予定していた研究実施計画は2021年度に実施予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年度に計画していた臨床研究を開始することができなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
産学連携で開発中である新規パッドの失禁関連皮膚炎予防効果を評価するために臨床研究を実施する。 臨床研究実施前に、健常人にて新規パッドの有効性の予備検討を行う。 臨床研究では、新規パッドと従来パッド(細菌による尿素分解抑制効果を有しないパッド)間で、各パッドを一定期間使用後、失禁関連皮膚炎発生率・重症度、皮膚生理機能変化、におい強度を比較する。 また、研究成果について、論文執筆・投稿、ならびに学会発表を行う。
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Causes of Carryover |
本年度はCOVID-19感染拡大による研究活動制限(2020年4月1日~26日)、および産前産後の休暇又は育児休業の取得に伴う研究中断(2020年4月27日~2021年3月31日)のため、本研究は実施しなかった。 2021年度の使用計画として、産学連携で開発中である新規パッドの失禁関連皮膚炎予防効果を評価するために臨床研究を実施する。臨床研究実施前には健常人にて新規パッドの有効性の予備検討を行う。 また、研究成果について、論文執筆・投稿、ならびに学会発表を行う。
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Research Products
(1 results)