2020 Fiscal Year Research-status Report
広報メディアにみる日本における地域イメージ形成の枠組みー水郷街を事例として
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19K20757
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
香月 歩 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (50805124)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 水郷街 / 水空間 / 観光地域のイメージ / 都市のイメージ / 広報メディア |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、河川・水路・湖沼といった水空間を有する街を水郷街と定義し、これらの街の広報メディアから水空間を基軸とした地域イメージの特性を考察することで、現代社会における地域の様々な資源を基軸とした地域イメージ形成のメカニズムの一端を解明することを目的としている。 前年度までに、広報メディアの言語分析、および代表的事例として島根県松江市、山口県萩市、福島県郡山市での現地調査を行った。本年度は、当初想定していた現地調査を完了させるとともに、前年度までに行った広報メディアの言語分析および現地調査の結果と合わせて、水郷街における地域イメージ形成のメカニズムについての考察を行う想定であったが、新型コロナウイルスの流行により現地調査を実施できなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
現地調査の進捗が遅れており、今年度に実施予定であったが、新型コロナウイルス流行による国内の移動制限に伴い実施できなかった。それにより、現地調査を反映しての考察作業についても遅延が生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
残りの現地調査を完了させる。対象地は既に選定済である。 上記調査結果およびこれまでの分析結果を総合し、水郷街の地域イメージの特性の考察を完了させる。
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Causes of Carryover |
今年度に計画していた現地調査および論文投稿を実施できなかった。そのため、現地調査費および論文投稿費を翌年度分として請求し た。
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