2017 Fiscal Year Annual Research Report
Development of dyslexia screening test for EFL students
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17H07041
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Kitakyushu |
Principal Investigator |
雪丸 尚美 北九州市立大学, 外国語学部, 准教授 (10593337)
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Project Period (FY) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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Keywords | 英語教育 / ディスレクシア / 学習障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、英語の読み書き障害(英語ディスレクシア)の児童の指導に際して、教員が直面する問題及び潜在又は顕在するニーズを明らかにし、英語ディスレクシアの診断テストを開発することを目的とするものである。研究1年目となるH29年度は、英語ディスレクシアの学習者の診断テストの作成に向け、福岡県内の公立中学校の英語科教員を対象に質問紙による調査を実施し、教員が英語ディスレクシアや英語ディスレクシアの児童生徒の指導について、どの程度またどのように認識しているかを明らかにすることを目的とした。H29年度の研究実績は下記の通りである。
1.先行研究の高等学校教員や小・中学校教員に対する学習障害やディスレクシアについての調査を参考に、アンケートを作成し実施した。 2.アンケート回収後、量的および質的分析の結果に基づき、英語ディスレクシアや英語ディスレクシアの学習者に対する指導に関して教師が持つ認識やニーズを類型化した。 3.小学校教員を対象とした調査については、中学校教員を対象とした調査の結果をもとに調査紙を作成している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究では、H29年度に小学校および中学校教員を対象に質問紙による調査を実施し、小学校および中学校で英語教育に係わる教員が英語ディスレクシアや英語ディスレクシアの児童生徒の指導について、教師が持つ認識やニーズを明らかにすることを目的とした。現時点では中学校教員を対象とした調査は完了した。しかし、小学校教員を対象とした調査については、中学校教員対象の調査の結果をもとに調査紙を作成中である。
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Strategy for Future Research Activity |
研究2年目となるH30年度は、小学校で英語教育に関わる教員を対象とした調査を行い、英語ディスレクシアや英語ディスレクシアの児童生徒に対する指導について、教師が持つ認識やニーズを明らかにする。また、その成果を着実に学術論文の形で公刊すると共に,多様な手段で広報活動を展開する。 さらに、英語ディスレクシアの診断テストの開発および英語ディスレクシアの学習者に対する指導実践プラットフォームの構築に着手する。
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