2020 Fiscal Year Research-status Report
Towards practical education in Thai as a foreign language : Building a written corpora for Japanese TFL learners
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19K20787
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | タイ語 / 学習者コーパス / 書き言葉コーパス |
Outline of Annual Research Achievements |
外国語としてのタイ語教育は教材・教授法など様々な面において充分に開発されているとは言えず、多くの教師は個人の経験を頼るしか術がないという現状にある。最近、外国語としてのタイ語教育に貢献するような研究が増加してきてはいるが、教師の視点からのみのアプローチばかりであり、学習者の中間言語における言語運用の特性を考慮する根本的な情報を提供する研究は未だに見られない。従って、本研究は「日本人タイ語学習者書き言葉コーパス」の構築を試み、学習者の誤用傾向を把握するためのツールを目指す。
2018年度に実施する予定の計画はデータ(作文)収集と試用版のコーパスを構築することであった。パイロット調査実施は、2018年末にタイ語専攻の大学生に協力を得てタイ語作文データを収集した。辞書使用が可能であり、手書きでタイ語授業の時間内に作成してもらった。作文を分析結果、学習者の誤用のタイプは大きく①「本来の意味及び慣用的な意味の誤用」、②「綴り方の誤用」、③「語順による誤用」に分けられる。①と②は比較的に誤用として判断しやすいが、③に関してはタイ語特徴の誤用と見られ、誤用タグなどを見直す必要が生じ、コーパス検索項目を再び考慮しなければないため、2018年度は予定していた試用版のコーパスを構築する段階に至らなかった。
2019年度は研究代表者が産休・育休を取得した。2020年度は新型コロナ感染拡大の影響で本研究が最初に設定していた環境の中で作文データを収集することができなかったため、2020年度はデータ収集作業が効率的に再開するために関連する資料を閲覧し、準備作業を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2019年度の産休育休取得、2020年度の新型コロナ感染拡大のため、データ収集するための調査が実施できず、進捗状況は研究計画より遅れるようになった。
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Strategy for Future Research Activity |
対面式の授業が再開次第、作文データ収集を引き続いて行う予定である。新型コロナウイルス感染拡大状況が改善しない場合、データ収集の方法を変更し、メールやSNSを活用することを考慮する。最後には、試用版のコーパスを完成させ、コーパスの実用事例として学習者のアスペクト使用を分析する予定である。
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Causes of Carryover |
理由;2019年度の産休育休取得、2020年度の新型コロナ感染拡大のため、データ収集するための調査が実施出来なかったため。 使用用途:2019、2020年度に実施できなかったデータ収集調査と試用版コーパスを完成させる作業に引き続き使用する予定である。
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