2018 Fiscal Year Annual Research Report
China's Ethnic Policy and Historical Institutionalism
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18H05673
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Institute of Developing Economies, Japan External Trade Organization |
Principal Investigator |
熊倉 潤 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センター東アジア研究グループ, 研究員 (60826105)
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Project Period (FY) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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Keywords | 民族政策 / 歴史的制度論 / 新疆ウイグル自治区 / 内モンゴル自治区 / 幹部 / 中国 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、歴史的制度論の観点から中国少数民族政策を質的、理論的に研究するものである。本年度は主に、研究の基礎となる資料の収集に集中していた。この点、国内図書館での資料収集、台湾への出張等を通じて、所定の成果をあげることができた。 これに加えて、2018年秋にはウィーン大学の国際シンポジウムで報告を行うなど、本来の計画では、次年度(2019年度)に行う予定であったアウトプットをほぼ実質的に開始することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
当初計画では、本年度(2018年度)は主としてインプットを行うことを予定していた。この点、国内外の図書館で資料を渉猟し、予定通り行うことができた。 また、論文の執筆も本格化しており、ウィーン大学の国際シンポジウムで報告を行うなど、本来の計画では、次年度(2019年度)に行う予定であったアウトプットをほぼ実質的に開始することができた。総じて、当初計画以上に研究が進展していると言えよう。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はますますアウトプットに軸足を移す。具体的には、アジア政経学会において報告を行う。また日本国際政治学会の『国際政治』に論文を発表する。その上で、近い将来に出版予定の著書(日本語、単著)に研究成果を盛り込む。
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